犬の症例

避妊手術(腹腔鏡手術と開腹手術の傷口大きさ比較)

当院では腹腔鏡を導入しており、低侵襲で痛みの少ない避妊手術が可能です。

 

人間では当たり前に行われている腹腔鏡下手術ですが、専門機器と高度な技術が必要となるため現状では一部の動物病院でしか導入されておりません。今まではお腹を開けなければ手術はできず、術後の回復に時間がかかっていました。しかし、腹腔鏡を使用することで、小さな5mm程度の傷口2~3つほどで検査ができ、当日退院できるくらい手術侵襲を少なくすることができます。

腹腔鏡で避妊手術を受けられたワンちゃんの飼主さまにお話をお聞きすると、翌日から走り回っていたということをよくお聞きしますので、やはり痛みや負担は開腹手術に比べて断然少ないと思われます。

腹腔鏡で避妊手術を行うなどの低侵襲手術をご希望の方はお気軽にご相談ください。

↑腹腔鏡で避妊手術したワンちゃんの傷口の様子(5mmのキズが2ヶ所)

↑普通の開腹手術で避妊手術を行ったワンちゃんの術創(犬の体格により30~150mm程度のキズが1箇所)