犬の症例

新しい麻酔器を導入しました

当院ではこのたび新しい麻酔器(人工呼吸器)であるドレーゲル社のDrager Fabius Plus EXを導入しました。

 

こちらの麻酔器はヒトの小児外科の麻酔器としても使われており、身体が小さな患者さん(私たちでは犬や猫)にも安全に麻酔を掛けることができます。この麻酔器はとても高性能で動物の身体に合わせて人工呼吸を行い、スムーズな麻酔の導入や覚醒が可能で、より一層安全な全身麻酔が可能です。

人間と違い体の小さい動物には、より高精度な麻酔器が必要ですが、この麻酔器は小さな動物であっても呼吸管理をしながら麻酔をかけることができます。様々な人工呼吸モードが動物達の麻酔中の呼吸を最適にコントロールします。

当院は外科を得意としていることもあり、麻酔器は手術数が多い垂水オアシス動物病院の要となる器械です。

ちなみに、ドレーゲル社は海外(ドイツ)メーカーなのですが、麻酔器の注文をお願いしてから1年以上掛かってようやく手術室に設置されることになったのでした。

新型コロナの流行もあり、人工呼吸器が不足して生産が追い付かなかったり、半導体不足だったり、ウクライナでの戦争の影響や、サプライチェーンの乱れによって部品が入らなかったりして、他の医療機器でも注文してから納品まで1年以上の時間が掛かることがあるようです。

今後も日々安全な全身麻酔や麻酔管理が出来るように努めてまいります。