犬の症例

子犬の脛骨骨折(創外固定法)

脛骨を骨折した子犬ちゃんが来院されました。

子犬ちゃんの場合、骨が治る速度がとても速いため、スクリューとプレートを使うプレート法は使わず、骨が治ればすぐにピンや装置を外すことができる創外固定法を使って治療することになりました。

↑脛骨骨幹部に斜骨折がみられました

↑ピンを骨に刺入して、創外固定装置を取り付けて安定化を図ります。今回は骨折部は非開創で行いました。

固定を行うと翌日には足を着いて歩けるようになりました。

この後は順調にいけば1~2か月程度で骨癒合が認められる予定です。