犬の症例

痛みが少ない腹腔鏡手術について

垂水オアシス動物病院ではできるだけ動物たちに優しく、負担が少ない治療法を選択して導入しています。もしも私が手術を受けるのであれば、お腹をガバッと切られなくて済む方法があるならそれを選ぶと思います(痛がりなもので…汗)。

私なら「手術を受けるとき痛みや苦痛は少ない方が良い!」と思いますし、言葉を話さないので分かりませんがやっぱりワンちゃん、猫ちゃんも痛みや苦痛が少ない方が良いのではないでしょうか。

というわけで、当院ではお腹を大きく切らなくて済む手術法「腹腔鏡手術」を導入しています。人間の手術(大腸がん手術など)によっては95%が腹腔鏡下で行われているそうです。

これを使うと、従来の方法なら大きくお腹を切って開腹しなければならなかったところを、5mmの傷口が2~3ヶ所で手術ができてしまいます。

当院では動物たちの体に優しい手術を行うため、米国外科専門医による研修を受け腹腔鏡システムを導入し、避妊手術やその他の手術(潜在精巣、膀胱結石、肝生検など)を行っています。

腹腔鏡を使った傷が小さく痛みの少ない避妊手術をご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。

↑腹腔鏡を使って避妊手術を行いました。(5mmの傷2ヶ所で卵巣と子宮を摘出)

↑腹腔鏡システム